トイプードルの気持ちを解説していますよ。
表情・尻尾・鳴き声・仕草などで何を求めているのか?どんな気持ちなのかが分かります。
言葉の代わりに色々な方法で自分の気持ちを伝えてくれます。
トイプードルの表情から分かること
無表情と思われがちですが、意外と表情豊かな犬なんです。
☑ 目を見つめる
飼い主が大好きで構って欲しい時です。上目使いの場合には「何かされるかも?」と警戒している場合もあります。
☑ 口を開き口角を上げる
楽しい時の表情ですよ。人間の笑顔の真似をしているという説も…!?
☑ 目じりを下げる
目じりを下げて怪訝(けげん / 納得してない表情)そうにしている場合には、状況が把握できてない時です。
☑ 目をそらす
目をそらすことで敵意がないことを伝えています。叱ると「嫌だなぁ」と思っています。
☑ 歯をむき出しにする
眉間やマズルにシワを寄せて歯をむき出しにしているのは敵意の表われです。この時の犬に近づくと噛まれたり吠えられたりします。近づくなというサインです。
トイプードルの尻尾から分かること
尻尾を振り始めるのは、コミュニケーションが必要になる生後30日ほど経ってからです。犬は尻尾で気持ちを読み取れます。
☑ ブンブンと振る
嬉しい時には尻尾を振るスピードが速かったり、ぐるんぐるん回したりと感情が高まっています。
☑ ブルブル震える
毛が逆立ち小刻みに震えている時には警戒しています。
☑ 股の間に挟む(両足の間)
自分の弱点のお尻を守る動作で不安や恐怖心を抱いています。
☑ 動きをピタッと止める
高い位置で止まっているのは好奇心でワクワクしています。低い位置で止まるのは警戒して次の行動を起こすタイミングを見計らっています。
☑ 後ろ足に付くくらい尻尾を下げる
後足にくっつくほどに下がっている場合いはストレスを感じています。体調の異変に注意です。
☑ 背中の方にピンと伸ばす
負けないという自信の表われです。相手が犬の場合にはケンカになることもあります。
トイプードルの鳴き声から分かること
高い声は不安や恐怖などネガティブな感情を、逆に低い声は怒りを表します。
☑ 短くワン!
自分の存在に気付いて欲しい時です。
☑ ワンワン!
連続したワンワンは何かを要求している場合です。お腹が空いたやケージから出して遊んで欲しいなどですね。
☑ キュンキュン
お願い事がある時です。
☑ キャイン…
痛いと時や身体的な苦痛がある時、また不安や恐怖などネガティブな要因の時に発します。
☑ アオーン(遠吠え)
本能で仲間にここにいると知らせるオオカミの名残です。
☑ ク~ン
寂しいという気持ちで表情にも現れます。
☑ ウ~~~
低い声で唸る時にはそれ以上近づくと攻撃するという威嚇の時です。
トイプードルの仕草から分かること
言葉の代わりに全身で意思を表現してくれますよ。
☑ お腹を見せる
心を許して信用しているという気持ちです。遊んで欲しい時にお腹を見せる子もいます。
☑ お尻をくっつける
これも信頼しているという表現です。
☑ 体をもたれかける
好きや甘えたいという表現です。
☑ お尻を上げて尻尾を振る
前足は伏せの状態でお尻を上に挙げて尻尾を振るには「プレイングバウ」と呼ばれる動作です。人間でも犬が相手でも敵意がなく遊びに誘っている時に行います。
☑ 前足を舐める
暇な時です。遊んであげましょう。
☑ 首をかしげる
何かしらの音に反応して音源を探そうとしています。
☑ 毛を逆立てる
相手に自分を大きく見せようとしています。ケンカを避けて相手に穏便に立ち去ってくれることを望んでいます。
☑ においを嗅ぐ
クンクン地面を嗅ぐのは何かしらの情報を収集しています。犬にとっては趣味みたいなものですね。
☑ 口を開けて舌を出す
犬は口を開けて呼吸をし体内の空気を入れ替えて体温を下げます。暑がっていますので涼しくしてあげたり水分補給を行いましょう。
☑ 地面に穴を掘る
犬は地面を掘るのが好きです(ホリホリ)冷たい土を探して寝転んで体を冷やすためと言われています。
☑ 2本足で立つ
トイプードルは時として2本足で立つことがあります。自分の存在のアピールや、散歩中なら早く行きたいというサインになります。
水に濡れてないのに体をブルブルする、眠くないのにあくびをする、こういうことが頻繁に見られるのは「緊張を和らげる」ために行われる「カーミング・シグナル」と言われる行為です。
体を振る・伸ばす・鼻を舐める・あくびをする・目をそらすなど自分及び他者を落ち着かせる行動です。このサインはストレスサインでもありますので、ストレスを軽減する必要がありますよ。まずは何がストレスの原因になっているのかを考えてみましょう。