犬の問題行動

犬には3つの本能があり、例外なく犬の行動はその3つの本能に分類されていると言われています。

犬の3つの本能

捕食本能:獲物を追いかけて捕まえる本能です(車などを追いかける・逃げる人や動物を追う・歩く人の足に噛みつくなど)これは「ボール遊び・引っ張り合い遊び・ドッグスポーツ」などで本能をトレーニングに変えることが可能です

危険回避本能:危険を察知して逃れようとする本能です(物音に吠える・不安や恐れで噛んでしまう・怯えや張りつめた緊張感など)これらの無駄吠えや噛み癖も躾トレーニングで解消できる部分になります

繁殖本能:交尾と子作りの本能です(攻撃性・破壊行動・腰振り・メスの匂いで興奮や脱走など)実はこの繁殖本能だけは代替えがきかないと言われています

去勢をしないとどうなるの!?

捕食本能と危険回避本能の2つは、トレーニングに変えて人間と暮らす上でも問題が起きないようにすることが可能です。

ですが「繁殖本能」は遊びや運動にすり替えられないために「犬の本能の欲求が満たされない状態」になります。

未去勢のオスは本能が強く、縄張り意識のマーキングも強いです。また未去勢のオスは発情中の生理中のメスを6km先でも嗅ぎ分けると言われています。直径12km以内ですね(範囲は犬種や個体にもよります)

もし発情中のメスが近くにいることを知れば、人や他の犬との調和が取れず、常に神経が張り詰めて落ち着きません。穏やかに過ごせませんし、メスの匂いを嗅いで脱走してしまうケースもあるんですね。

そうなれば犬の本能が全面に出て気性が荒くなってしまいます。人間で例えるならば、お酒を飲んでテンションが上がったり荒ぶったりする状態でしょうか…

去勢のメリットとデメリット

中には色々な理由で去勢を反対する人もいますが、これは「飼い主」の判断になります。

動物病院でも去勢や避妊については強制はしません。去勢や避妊についての賛否は明確な答えは出ないので賛否について語っても不毛な議論になります。

去勢や避妊のデメリットは生殖本能がなくなること、全身麻酔をするのでリスクは0でないことが挙げられます。麻酔のリスクとは「そのまま目を覚まさずに亡くなること」です。今は麻酔の技術も上がっているのでほとんど心配は不要ですが0ではありません。

トリマーさんと話をしていても、中には頭が緩いトリマーさんが無責任に「毛艶が悪くなるので避妊はしない方が良い」や「去勢はかわいそう…」など言いますが、もし病気になったら、愛犬の病気や痛みをどう責任をとってくれるのでしょうか?また治療費を全額払ってくれるのでしょうか?

もちろん最初は迷うと思います。ですが何度も繰り返しますが、最終的には「飼い主の判断」ですよ。あの人がこう言ったから… この人がこう言ったから… などではなく、ペットを飼う責任として自身で判断をして下さい。

去勢や避妊についての詳細は下記の「トイプードル飼う場合にはオスとメスはどっちが良いの?」で掲載していますよ。

去勢のメリットは!?
  1. 生殖器のガンなどの病気の予防:これらの病気は未去勢の時の方が罹患リスクが多くなります
  2. 繁殖本能で出る問題行動を薄める:日々を穏やかで落ち着いた生活を送ってもらうため

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