犬の保険

新たに仔犬を迎い入れるにあたって、悩ましく迷うことが「犬のペット保険の加入」の有無ではないでしょうか?

ペット保険は「更新型」になり、年々病気のリスクが高くなるために保険料が高くなるシステムです。

そして知っておくべきことは、一度大きな病気で保険を利用すれば翌年は更新できません。

ペット保険会社が隠したいこと

更新型で年々料金が高くなること:どこのペット保険会社も「保険料の増加は緩やかです」と具体的な料金を出さずに誤魔化していることがほとんど

大きな病気をしたらサヨウナラ:更新型ですので、大きな病気で保険を使うと翌年は更新できません

見落としがちなこと:同じ病気についての保険の支払いは年に1回まで。と記載されている保険もあります。言い換えれば慢性的な病気は損をするから、取り合えず最初の1回目は払うけど「翌年には契約更新しない」と言うことですよ

具体的なペット保険の料金

実際にご近所さんも犬の保険に入っているのでしょうか?気になりますよね?現状としてペット保険の加入率は10%未満と言われています。11匹あたり1匹の加入ほどです。

では実際にペット保険はどのくらいの支払いになるのでしょうか?

保険料を公開しているアクサダイレクトのペット保険一覧表を参考にしてみます。

プラン50や70というのは「医療費の50%補助・70%補助」の違いになりますよ。

トイプードル(小型犬の犬1分類) マイクロチップ あり・プラン70・年払いと仮定します(年払いが若干安くなるため)

ちなみに予防接種等は保険適応外になりますよ。

年齢 年間の保険料 初年度比較
0歳 26,440円 0円
1歳 24,730円 -1,710円
2歳 23,950円 -2,490円
3歳 25,150円 -1,290円
4歳 28,370円 +1,930円
5歳 33,060円 +6,620円
6歳 38,830円 +12,390円
7歳 45,960円 +19,520円
8歳 54,750円 +28,310円
9歳 63,440円 +37,000円
10歳 73,150円 +46,710円
11歳 75,980円 +49,540円
12歳 79,640円 +53,200円
13歳 83,500円 +57,060円
14歳~ 71,900円 +45,460円
14年間 合計費用⇒ 748,850円

保険料金表から分かること

まずはやはり0歳~1歳の時には先天性の病気が出るケースもあるために料金が高めです。他にも犬を飼うのが初めてのために多く経験するのが犬あるあるの「 外耳炎 」ですね。まだ体も出来上がってないために仔犬の時期の保険料は高いです。

今度は人間でいう40歳になる6歳でもちゃっかりと料金が跳ね上がります。それからシニア世代になる10歳付近でも大きく料金が上がっていきます。

トイプードルの平均寿命が約15年で犬全体では13年ほどです。ですので14歳以降では右肩上がりの保険料がやや下がって一定になります。高齢になれば大きな手術は控えるために料金がやや下がると推測されます。

トイプードルを15年飼うと仮定すれば保険料の総額は「820,750円」ですね。

ここで気になるのが、実際に犬を飼って医療費で82万円以上かかるのか?ということですよね。

気になる実際の医療費は!?

犬の医療費

トイプードルだけでなく犬全体で断トツに多いのが「 外耳炎 」ですね。外耳炎は余程ひどくならなければ病院代は3,000円~4,000円程度です(診察500円・処置800円・処方1,700円)重篤化して手術になれば10万円ほどになります。

ですが外耳炎は初期段階で明らかに耳を傾けたり、掻く仕草をするのですぐに分かります。

次に多いのが皮膚トラブルですね。皮膚炎の場合には7,000円~8,000円程度です。トイプードルの場合には毎日ブラッシングをする際に皮膚も観察するようにしましょう。この保険請求を見ても、軽度の皮膚トラブルがメインです(外耳炎も皮膚病の分類になります)

下痢や嘔吐は原因にもよりますが通院1回で1万円ほどです。結膜炎などは人間と同じで初期では目薬です。胃腸炎では1万円~2万5千円程度です。軽度の病気では「数千円~2、3万」というところでしょう。しかも通常では何度も頻繁に繰り返す病気ではありません。

この費用であれば保険に加入するまではないですよね。では今度は気になるのが大きな病気ですね。特に手術になれば一気に数十万円がかかってきます。

年齢 病名 症状と料金
0歳 ケンネルコフ 伝染性気管支炎です。生後半年までの仔犬がかかり咳をします
軽度であれば10日~14日で完治します(9,000円~10,000円)
1~2歳 特になし
3~6歳 特になし
7~9歳 特になし
10~12歳 ・糖尿病
・ストルバイト尿症
・気管虚脱
糖尿病は入院2日で4万前後です。
経口薬で治療し続ける場合には毎月3万円強の費用がかかります
ストルバイト尿症は「腎結石」で結石を取り除く手術が必要です
手術費になり費用は40万円弱です
気管虚脱は、呼吸の際に気管が変形し潰れる病気です
通院ですめば1万3千円~1万5千円程度です
手術になればグレード1~4までありますが60万~70万円ほどです
13歳以上 ・僧帽弁閉鎖不全
・膀胱炎
心臓病で全身に血液が届かない病気です。
入院2日で4万円ほで経口薬を飲み続けることになります
膀胱炎の治療費は注射と薬で9,000円前後です

実際に保険請求をされた病気を見てみると、無事に1歳を迎えればシニアまでは特に大病の心配がない個体が多いです。人間も体が出来上がれば30代半ばまでは特に大きな病気をしないのと同じですね。

手術が不要な通院ならば1回の治療で「1万~3万円」で、シニアからの糖尿病などの”持病”が出ると毎月の薬代で3万円ほどがかかります。ちなみに犬の歯石取りは全身麻酔をして2~4万円ほです(歯磨きで予防しましょう)

犬や猫の病院代は高いって聞きますが、予想していたよりは高くない印象ではないでしょうか?問題は手術になった場合の費用ですね。

ペット保険に入るか?入らないか?

じゃあ、念のために「0歳の時と10歳から入ろうかな?」なんて考えていませんか?

例えば、上記の料金表で説明したアクサなら「9歳から新規加入が出来ない」んです…

ですので、おすすめとしてまずは「先天性の病気のリスクに備えるため0歳の時だけ加入します。

そして1歳~9歳までの9年間はペット保険に入ったつもりで貯金します。大きな手術になれば70万円ほど必要ですので、70万円を9年間の108ヶ月で貯金すると「一ヶ月あたり6,482円」ですね。

ペット保険の加入の有無の結論
  1. ペット保険に加入するなら0歳の時だけで、以降は毎月貯金をしていく
  2. すでに70万円以上の自由に使える貯金があるから保険は不要
  3. とにかく保険に入らないと不安なので加入する

この3つの選択肢になるかと思います。当然ですが保険の加入や未加入は自己責任ですよ

管理犬管理犬

うちの犬は現在10歳ですが予防接種や健康診断以外では2度通院しただけです。1回は外耳炎で、もう1回はてんかんで痙攣を起こした時です。てんかんも仔犬の時に1度あっただけです。10歳ですので、これから何か病気が出るのかなぁ…?ちなみに保険は入っていません。

10年で2度って人間より少ないですし、基本的に犬は体が強くて逞しいです。動けば動くほどに食い込むバネ式の猪の罠にかかってしまった時も舐め治しました。パニックになり罠を外そうとした家族の手の方がマジ噛みされて怪我したほどです…

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