トイプードルの病気

犬種によって受け継ぐ遺伝子でかかりやすい病気が違います。

純血種の犬ならば同種交配になるためです。逆に雑種が病気に強いというのは、この遺伝性の病気になりにくからだと言われています。

ですが必ずしも純血種が病気になる訳ではありません。むしろ大きな病気がなく一緒を過ごす純血種は多いです。

今回はトイプードルがかかりやすい病気や症状等の紹介ですよ。これを知ることにより「異常の早期発見」ができますよね。何事も早期発見できれば治療も初期段階のレベルで済みますよね。

仔犬の時の症状・四季で気を付けること・気を付ける病気の3つを掲載していますよ。

もちろん何かあった場合にはすぐに動物病院に相談して下さいね。

仔犬期に気を付けたい症状は!?

仔犬の時の症状や気を付けたい病気ですよ。特に1才未満のまだ体が出来上がってない時は何か不調があれば心配ですよね。健康管理に役立てて下さいね。

歯(乳歯が抜け永久歯が生える)
仔犬は生後8週間で乳歯の上下28本が生え揃います。そして4~5ヶ月で永久歯に生え変わります。まれに乳歯が残ったまま永久歯が生えてくることがあります(乳歯遺残)生え変わりの時期はよく観察しておきましょう。

耳(痒がる・臭い・頭を振る)
トイプードルなど耳垂れ種は特に蒸れて汚れ細菌の繁殖などで耳の病気になってしまいがちです。普段から耳の掃除は定期的に行いましょう。 外耳炎 の可能性がありますので病院を受診しましょう。

下痢・嘔吐(回数が多い・血便)
仔犬は消化器系の問題・アレルギー・食事の変更・拾い食いなどで下痢や嘔吐をします。様子を見て回数が多くて継続する場合や、血便が混じる場合には病院を受診してください。

咳や鼻水
体力と免疫力が低下している仔犬の場合には、軽い咳から重症化するケースがあります。特にトイプードルは呼吸器系で命取りになることもありますので、咳・くしゃみ・鼻水は早めに受診しましょう。

足を引きずる・上げる
足を引きずって歩いたり、足を上げて歩くのは足に異常がある証拠です。トイプードルは骨が細くて仔犬ならまだ骨も弱いです。骨折・捻挫・関節異常の可能性があります。関節の病気は重症化すると手術も必要になってきます。軽度のうちに早めの受診を行いましょう。

四季での注意点は!?

日本は四季があり気温と湿度で環境が全く異なってきます。

室内温度を調節して室温は24℃ほどに保ちます。

春は予防接種で感染症対策を

春は寒暖の差が激しいです。室温調整を行い予防接種(狂犬病やフィラリアなど)で病気に備えます。予防接種については下記の記事よりご紹介していますので、後ほどチェックしてみて下さいね。

夏はフィラリアと熱中症に注意を

犬は暑さに弱いです。冷房で室温を管理しましょう。車内放置などは熱中症の原因になるので絶対にいけません。トイプードルではありませんが特に 短吻種 は体温調整が苦手で、夏場の車内に5分いるだけで熱中症になるケースもあります。散歩は涼しい時間帯に行いましょう。熱中症以外にも熱いアスファルトを歩くと肉球をやけどしてしまいます。

秋は感染症対策を続けて食べ過ぎに注意

まだ蚊が活動していますので、フィラリアの飲み薬は継続しましょう。夏で食欲が低下気味だったワンちゃんも涼しくなり食欲が戻ります。食べ過ぎて肥満にならないように注意しましょう。

冬は低温やけどと運動不足に注意です

暖房器具での低温やけどや、寒いために運動不足には注意が必要です。散歩で寒がるようならば犬用のダウンジャケットなどもありますよ。散歩で寒がるようならば何かしら服を着せてあげると良いです。

トイプードルが気を付けたい病気は!?

トイプードルを迎え入れるにあたり、先天性疾患がある個体は避けたいところです。

仔犬の選び方については下記から記事をご紹介していますので、後からチェックしてみて下さいね。

また特に仔犬の頃には骨が細く華奢なので、四肢の病気には気を付けたいです。注射や内服のちょっとした病気と違い、手術になれば費用もかかってきます。

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膝蓋骨脱臼(パテラ)
足を引きずったり足を上げて痛がります。足を触るとポキッと音がします。先天的に関節が悪い場合と、何かしらのトラブルや事故で膝のお皿が外れてしまう脱臼です。グレードが1~4まであり2以上では手術が必要です。

四肢骨折
骨折をしているために痛み・変形・腫れが見られます。高い位置からのジャンプや着地で骨折することがあります。骨折部にプレートを当てる手術が必要です。

レッグ・ペルテス症
後足を1本上げたまま歩いたり、後足を引きずったりします。生後1年以内に見られる症状で、足の先端の血管の異常で遺伝が強いです。軽い症状のうちは内服と運動制限で、悪化すれば手術が必要です。

股関節脱臼
後足を上げて歩いたり、後足を引きずって歩きます。強い衝撃が股関節にかかり起こります。脱臼部をはめ込みうまくはまらない場合には手術のなるケースもあります。

アレルギー性皮膚炎
食べ物のたんぱく質・花粉・ダニ・ハウスダストなど色々なアレルギーがあります。内服と塗り薬以外にもアレルゲンを減らす「減感差療法」もあります。

膿皮症(のうひしょう)
皮膚の赤み・痒み・抜け毛などの皮膚の細菌感染です。抗生物質や薬用シャンプーで治療します。部屋も清潔にしましょう。

外耳炎
上記で説明した外耳炎は成犬になっても気を付けましょう。

歯周病
歯に付着した歯垢の細菌が歯茎や周辺組織の炎症を引き起こします。全身麻酔での歯石除去になります。普段から歯磨きに慣れさせましょう。

白内障
目の水晶体が白く濁ります。7才以降での発症は老化が原因です。白内障が進行すれば失明しますので、手術を検討しましょう。

眼瞼内反症(がいけんないはんしょう)
まぶたが内側に巻き込んだり、まつ毛が角膜に付着し涙が出ます。結膜炎や角膜炎を引き起こすケースもあります。先天性・外傷・細菌などの感染が原因です。軽度の場合には点眼で経過を観察します。先天性の重度の場合には手術でまぶたの修復をします。

結膜炎
目の痒みや充血で顔を擦り付ける仕草を見せます。シャンプーや毛の混入、細菌やウイルス感染など原因は色々です。状況に応じた薬で治療を行います。

停留睾丸 ♂
睾丸(金玉ちゃん)が足の付け根やお腹で停留して本来の位置に降りてこない状態です。将来的に生殖器系のガンになる確率が高くなりますので、去勢手術をすることが多いです。

子宮蓄膿症 ♀
出産経験のない高齢のメスに見られる病気です。進入した細菌が子宮内で増殖し膿がたまります。嘔吐や食欲低下で明らかに体調不良と分かります。避妊手術によって防げる病気です。

てんかん
意識を失って泡を吹いて痙攣を起こします。外傷の後遺症や脳腫瘍が原因ですが、脳に異常がない場合に起こる「真性てんかん」は原因不明です。抗てんかん薬を用います。うちの犬も仔犬の時にてんかんを経験しましたが、一度きりでその後は一度も出現していません。てんかんは短いと数分とされますが、うちの犬は1時間ほど?継続した記憶があります。

僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)
心臓の僧帽弁が閉じずに全身に血液が届かない病気です。原因は不明で経口薬で治療していきます。

膀胱炎(ぼうこうえん)
トイレを我慢する、おしっこが出ない、おしっこに血が混じるなど、膀胱が炎症を起こし排尿時に痛みが伴います。抗生物質で治療し結石がある場合には手術で取り除きます。

膵炎(すいえん)
急性膵炎は発熱・嘔吐・下痢・食欲不振・呼吸が乱れるなどの症状が出ます。すい液がすい臓内に逆流して起こる病気です。点滴や投薬で治療します。症状が重い場合には入院が長くなるケースもあります。

器官虚脱(きかんきょだつ)
呼吸の際に気管が変形し潰れる病気です。呼吸音がおかしいので気づきやすいです。ガーガーやヒューヒューと音がします。投薬治療で完治しない場合には手術になります。

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